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象鼻山山頂緑化植樹。
2011.07.11
先日、書庫を片付けていたら、古い缶を見つけました。
中を開けてみると・・
そこには、養老町の昔の写真がたくさん入っていました。
ただ、整理されていないので、何の写真なのか分からないものばかり・・
一つずつ、地道に調べていくしかなさそうです。
上の写真は、その中の一枚で、おそらく昭和54年の象鼻山山頂緑化植樹の様子を撮影したものです。
植えたのは、サクラ200本・カエデ100本・モミジ50本。
これらは約30年経って、象鼻山の景観の一部にまでなりましたが・・
その多くは、象鼻山3号墳の方形壇の中に植樹されたため、毎年ちょっと複雑な気持ちで、満開のサクラや、真っ赤に色づいたカエデを見上げています。
「ぞうびさん」コンテンツの追加準備。
2011.07.08
養老町教育委員会では、「ぞうびさん-3Dアニメーション-」に新しいペーパービジョンを追加する準備を進めています。
追加するペーパービジョンは、
テントくん(象鼻山20号墳イメージキャラクター)
サブローくん(象鼻山36号墳イメージキャラクター)
こいちゃんと、いつみちゃん(象鼻山51・53号墳イメージキャラクター)
の3つ。
現在は、お話の内容にあわせて絵コンテをおこしているところで、上の画像は、こいちゃんといつみちゃん(象鼻山51・53号墳イメージキャラクター)の絵コンテ1枚目になります。
3Dなので、象鼻山の情報を含めることのほかに、いろいろな方向からみて、楽しい内容になることが大事だと思っています。
ちょっとしたことで難しい印象を与えてしまう歴史や文化財・・
当ホームページのタギの国のキャラクターは、これを和らげる重要な役割を果たしてくれています。
普段は通り過ぎてしまう方が、タギゾウくんたちをみて、ちょっと足を止めてもらえるようになるとうれしいです。
三世代でもの作り
2011.07.07
7月3日(日)、養老町子ども会育成協議会が主催する「親と子のふれあい広場」が開催され、約550名が参加しました。
参加者は、午前に老人クラブの指導者の手を借りてわら細工や竹細工、みこし作りに挑戦し、午後は独楽回しやおはじきなどの昔の遊びを親子で楽しみました。
この行事は今回で30回目を迎えました。僕も小学生の頃、母親とみこし作りや竹細工に参加し、とても楽しかったのを覚えています。
でも、その頃は主催者側で参加するとは思っていませんでした…。
養老ナビシール。
2011.07.06
養老町教育委員会では、チラシに引き続き、「タギゾウくんの養老ナビ」のシールを作成しました。
上の写真は、このシールを養老町国際学習会館に掲示した様子です。
シールは、まだたくさんありますので、ぜひ掲示にご協力をお願いします。
半夏生(はんげしょう)
2011.07.05
先週、養老町宇田で、半夏生を見つけました。
半夏生はドクダミの仲間で、旧暦の夏至から11日目にあたる「半夏生」のころに葉が緑色から白色に変わり、またしばらくすると緑色に戻る不思議な植物です。
お化粧をしたように見えることから「半化粧」という字を充てることもあるみたいですね。
この白い葉を見ると、蒸し暑い日も、少し涼しく感じます。
まだ、しばらくは楽しめると思います。
ニワ里ねっと(NPO法人)さんとの企画。
2011.07.04
養老町教育委員会では、今年度、養老町の歴史文化資源の普及を図るための活動を
特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク(NPO法人ニワ里ねっと)
にお願いしました。
ニワ里ねっとさんは、歴史教育や文化財等の啓発活動支援をはじめ、地域の文化遺産に関係する様々な事業を実施している団体で、理事長を務めるのは、2月に象鼻山シンポジウムでお世話になった赤塚次郎さんです。
具体的な内容については現在打ち合わせ中ですが、
・象鼻山古墳群をはじめ、町内の様々な文化遺産を散策して、その歴史的価値を知ってもらう案内会
・象鼻山の考古学講座
・養老山地の火打石を使った歴史ワークショップ
・タギゾウくん絵本の読み聞かせ
などが計画されています。
詳細が決まりましたら、お知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
個人的には、火打石を使って火をおこした経験がないので、火打石ワークショップが気になっています。
養老公園の安全祈願。
2011.07.01
今年も7月1日(金)に、恒例の「滝開き式」が行われました。
滝開き式は今回で85回目になります。
僕が滝開き式を見るのは、去年に続いて2回目。今年もたくさんの観光客や報道陣で滝前広場はいっぱいになりました。
300人程の方が、来られたそうです。
毎年同じようにスケジュールが進むので、2回目の経験を活かし、御利益のある破魔矢を狙ったのですが、取り損ねてしまいました。
ただ、去年と違って今年は象鼻山太鼓の演奏があり、訪れた人たちを楽しませていました。
来年こそは、破魔矢を手に入れて御利益を期待したいですね。
去年の滝開きの様子はこちらをご覧ください。
タギゾウくんの紙芝居を作成しました。
2011.06.30
養老町教育委員会では、「タギゾウくんの絵本」として公開している5つのおはなしを紙芝居にしました。
特製の枠付です。
作成したきっかけは、養老町図書館に、養老町を題材にした紙芝居がなかったこと。
できることなら、この町の子ども達には、養老町を題材にした紙芝居を読み聞かせてあげてほしい と思っちゃいますよね。
ただ、タギゾウくんが、ちゃんと子ども達に受け入れてもらえるかは、かなり心配です。
ウチの娘の反応は・・
子ども達のまっすぐな感想は、よい反省の材料になりますが、ダメージも大きいです・・
7月中頃から、養老町図書館で貸し出す予定ですので、ぜひご活用ください。
返却の際に、改善点などをご指摘頂けると幸いです。
まちそのものを、博物館に
2011.06.29
養老町教育委員会では、町そのものを博物館と見なせる環境づくりを行うために、スマートフォンによる観光ガイド「タギゾウくんの養老ナビ」を提供しています。
このサービスでは、文化遺産の説明を受けることができたり、最寄りの駅の時刻表を調べたり、観光スポットまでのルート案内が表示されるなど、たくさん便利な機能があるのですが・・
周知が不十分で、まだあまり利用されていないような気がしています。
そのため、もっとたくさんの人に「タギゾウくんの養老ナビ」を知ってもらうためのチラシを作成し、イベントなどで配布することにしました。
チラシのPDFデータは、電子書庫でも公開しています。
使い方などを簡単にまとめてみましたので、ぜひ目を通してみて下さい。
誕生餅
2011.06.28
一昨日、我が家の赤ちゃんが無事に満1歳の誕生日を迎えたので誕生餅をつきました。
餅は、赤ちゃんが一生食べ物に困らないよう、一升分つき、背中に背負わせるのですが...
やはり、赤ちゃんに1.4kgは重くて、泣き出してしまいました。
それでも、一生分を背負わせたくなるのが親心ですよね
タギゾウくんの展示室の公開について。
2011.06.27
当ホームページでは、今日から「タギゾウくんの展示室」を公開しています。
このコンテンツは、町の成り立ちなど養老町の基本的な情報をはじめ、様々な養老町の歴史文化に関係する情報を、収集した資料等の展示を通して発信していくために作成しました。
特別展示室は可変です。
収蔵庫の充実はまだこれからですが、ぜひ見学していって下さい。
きな粉飴の作り方。
2011.06.24
昨日、池辺幼稚園の園児が、ふるさと隊(地元ボランティア)とJAにしみのの協力を得て、きな粉飴作りに挑戦しました。
材料は、岐阜県産の「ふくゆたか」という大豆を挽いたきな粉とハチミツで、分量は、きな粉:ハチミツ=5:4の割合です。
作り方はいたって簡単。
ボールにきな粉を入れて真ん中をくぼませ、その中にハチミツを入れて混ぜます。ある程度混ざったら、手でこね、直径2cm程の棒状にのばして、切り分けます。
できあがった飴を食べた園児は、「軟らかくて美味しい」と満足そうでした。
私もできたてをもらい、香ばしい味に懐かしさを感じました。
緑のカーテン
2011.06.23
6月も後半になって、養老町でも暑い日が続くようになってきました。
養老町の池辺公民館では、そんな状況をみこして、5月下旬頃、建物南側にゴーヤを植えていました。
現在、苗は1m50cm程に育ち、いくらかの効果が期待できるようになっています。
また、2cmほどの実が付いていたので、収穫も楽しめそうですね。
日吉遺跡で出土した手焙形土器。
2011.06.22
上の写真は、日吉遺跡で出土した手焙形土器(てあぶりがたどき)です。
ちょっと変わった名称は外見から付けられたもので、使用方法は明らかになっていません。
内面にススが付着している例があることや、お墓でよく見つかることが、その性格を解明する手掛かりになりそうなのですが・・
この手焙形土器の内面に、ススの痕跡はありませんでした。
試掘調査で出土したので、遺構との関係も不明瞭です・・
出土例もそれほど多くなく、謎の多い遺物です。
竜泉寺廃寺跡の採集遺物。
2011.06.21
養老町教育委員会では、今年度も引き続き竜泉寺廃寺跡の測量・分布調査を実施しています。
この調査では、地形測量と併行して、作業中に発見した遺物の採集も行っているのですが、最近になって、ようやく採集遺物点数が1,000点を越えました。
調査を開始した当初は、ほとんど遺物を採集できていなかったのでほっとしています。
竜泉寺廃寺跡の測量・分布調査を開始した当初は、堂塔地区の可能性が高い標高180m付近を調査していました。
これに対し、最近は標高100m以下の平坦面にまで調査が及んできていることが採集遺物点数の増加につながったようです。
結果がでれば、ごく自然なことに感じますが・・ つまりは麓に近い方が遺物量が増えるということですかね。
いずれにせよ、竜泉寺廃寺跡の性格を解明するための基礎データが整いつつあるのは間違いありません。
時期や器種を判断できる遺物も多く、組成や分布を分析するのが楽しみです。
船着神社の狛犬。
2011.06.20
養老町明徳の船着(ふなちゃく)神社には、「足利義満が船付場として利用した」という言い伝えが残っています。
ここでは、口の中の玉がコロコロと動く、ちょっと変わった狛犬が出迎えてくれるのですが・・
おもしろいことに、この口の玉、外に飛び出たりしないようになっています。
口の中で彫り出された
ということですよね。
製作者の顔が見たくなるような一品です。
この船着神社は、「足利義満船着場」として町の史跡に指定されていて、タギゾウくんの養老ナビにも情報登録してあります。ぜひ一度訪ねてみて下さい。
ただ、狛犬が少し風化してきているので、優しく扱ってくださいね。
養老ナビ情報の追加7。
2011.06.17
6月も中頃を過ぎ、金草川のヒメコウホネが見頃を迎えています。
そのため、タギゾウくんの養老ナビにこの情報を追加しました。
分類は自然で、花が咲いている期間中のみの公開となります。
ヒメコウホネは、葉を水面に浮かせる水生の多年草で、小さな黄色い花を咲かせます。
県内でも生息が確認されている場所は少ないので、見たことがない方もいるのではないでしょうか。
まだしばらく咲いていてくれると思いますので、ぜひ一度、足を運んでみて下さい。
プール開き。
2011.06.16
6月に入り、最高気温が25度以上になる夏日も多くなりました。そんな中、養老町内の小学校や幼稚園では水泳の授業が始まっています。
天候に恵まれ、今月の8日にプール開きを行った上多度幼稚園では、最初は冷たい水に驚いていた園児も、最後には今年初めてのプールを満喫していたようです。
僕も子どもの頃、プールの時間が大好きでした。ただ、その後にくる睡魔で、残りの授業に身が入らなかったのを覚えています。
みんなは、気を付けてくださいね。
今年も「家族の絆 愛の詩」を募集します。
2011.06.15
養老町では、養老の滝にまつわる親孝行の伝説が残る町として、親と子が心豊かにふれあうふるさとづくりを呼びかけています。そして、その活動の一環として、「家族」をテーマとした詩の募集を行っており、今年で12回目を迎えることになりました。
家族の絆の大切さを改めて認識し、その気持ちを詩で表現する機会を提供することは、様々な課題を抱える現代社会の中において重要な取り組みになると考えています。
ぜひ、この機会に、家族への素直な思いを詩に託してみてください。
詳細および応募は養老町のホームページが利用できます。
皆さまの応募をお待ちしております。
鹿の角。
2011.06.14
先週、養老山地で鹿の角を見つけました。
ただ、コケが生えているので、この春に落ちたものではなさそうです。
先端が4つに枝別れしているので、5才くらいにはなってますよね。
養老山地では、石器の石材となるチャートも採集できるので、この角をソフトハンマーに加工して、石器作りに挑戦するのもいいですが・・
この角の落とし主に出会うほうが、楽しみです。
きっと立派な雄鹿なんでしょうね。