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火打石ワークショップが終了しました。
2016.08.08
一昨日の土曜日に、第6回目を迎えた養老町歴史ワークショップ「養老石で火を起こそう」が無事終了しました。
猛暑の中、たくさんのご参加ありがとうございました。
今回は、火打石以前の発火法である、「きりもみ式」火起こしも体験していただきました。
火きり棒と火きり板を使うこの方法は、縄文時代以来の長い歴史を持っているのですが・・・とっても大変でしたよね。
いかに火打石による火起こしが便利だったかが分かってもらえたかと思います。
水野先生のお話しにもあったように、実はまだ養老産火打石の採掘場所ははっきりとわかっていません。江戸時代に名古屋地域でブランド品としてたくさん流通していたことからも、何トンも採れる場所があったのでしょう。今後も採掘場所の調査は続けたいと思います。
みなさんの中でも、もし手がかりとなる話を知っている人がいれば、是非教えていただきたいです。
火打石ワークショップを開催します。
2016.07.20
養老町教育委員会では、今年も、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう」を開催します。
今の生活には馴染みのない火打石ですが、昔は生活に欠かせない大切な道具でした。
中でも、養老産の火打石はブランド品として非常に人気があったそうです。
今回も、名古屋市教育委員会の水野学芸員にお越し頂き、座学はもちろん、実際に外に火打石を探しに行ったり、着火材となる火口(ほくち)の作り方も教えて頂きます。
さらに、参加特典として、火おこしに必要な火打石と火打金を持ち帰って頂けます。
日時は、平成28年8月6日(土)の9時30分から2時間程度で、会場は養老町石畑のふれあいセンター養老です。
20組50名(1組につき高校生以下1名を含む)を定員とさせて頂きます。
事前に、電話で養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086までお申し込みください。
夏休みの自由研究の題材にもピッタリだと思うので、ぜひ親子などでご参加ください。
(写真は昨年のワークショップの様子です)
クイズラリーの特別賞が完成!
2016.07.19
ついに7月21日(木)から始まる「タギゾウくんのクイズラリー」で、先着100名様にお渡しする特別賞「トニーくんの豆皿(角型)」が届きました。
トニーくんは、方墳である象鼻山12号墳のイメージキャラクターなので、お皿の形は四角形。
虫取りが大好きなキャラクターです。
象鼻山古墳群のイメージキャラクターについてもっと知りたい方は、「ぞうびさん3Dアニメーション」をご覧ください。
クイズのチラシについては、電子書庫のパンフレットコーナーに掲載してありますので、ぜひクイズに挑戦して、特別賞をゲットしてくださいね!
タギゾウくんのクイズラリーを開催します!
2016.07.14
「タギゾウくんのクイズラリー」を開催します!
養老町教育委員会では、今年度も、養老町の文化遺産を知ってもらうために、「タギゾウくんのクイズラリー」を開催します。
このイベントは、夏休み限定(7月21日~8月31日)の企画で、期間中に文化遺産があるクイズポイントを訪れ、クイズの正解を10点以上集めると、先着100名にタギゾウくん特別賞がもらえるというものです。
今年のテーマは、室原地区です!
養老町の北部に位置する室原は、南部からは少し距離がありますが、大人の協力を得て多くの皆さんに参加してもらえたらうれしいです。
なお、「タギゾウくんの養老ナビ」を使って参加すると、ルート案内やヒントといった優遇措置が受けられるので、ぜひご活用ください。
詳細については電子書庫のパンフレットコーナーにチラシ(PDF)を掲載していますので、こちらをご覧ください。
参加はだれでもOK。
今年の夏は、室原の文化遺産に訪れてみよう!
日吉小学校で土器と発掘の勉強をしました。
2016.06.15
先週に引き続き、月曜日に日吉小学校6年生の総合的な学習の時間にお邪魔しました。
今回は、日吉遺跡の土器をみんなで観察しました。
それぞれ好きな土器の破片を選び、それが何の形をした土器なのか、一人づつ考えを発表しました。
短い時間の説明と観察だったにもかかわらず、たくさんの子が正解してとても驚きました。
後半の時間では、象鼻山古墳群の測量図を見て、どこにトレンチ(調査のための穴)を掘れば、古墳をなるべく壊さずに多くの情報を得られるかを班ごとに考えました。
ちょっと難しかったけれど、どの班も古墳の形や大きさをほぼ正確に捉え、トレンチ設定もあと一歩というところまで答えを出せていました。
みんなの中から未来の考古学者が・・・と夢が膨らむ楽しい時間でした。
次回はちょっと期間が空きますが、秋に日吉遺跡で分布調査をする予定です。
それまでに、みんなが象鼻山古墳群のパンフレットをつくってくれるとのことなので、楽しみにしたいと思います。
日吉小学校のみんなと象鼻山に登りました。
2016.06.09
昨日、日吉小学校6年生のみんなと象鼻山へ登り、古墳の勉強をしました。
まず、3号墳の広場で象鼻山古墳群の数や形などの概要の説明をすると、みんな真剣に聞いてくれました。
驚いたのは、「二つの古墳のうちどちらが先に造られたでしょう?」という質問をすると、「古い古墳の方が大きい」という意見や、「古い方が土が流れて形が変わっている」という意見がでたことです。どちらも事前の説明の内容をしっかりと理解し、応用させた意見でとても感心しました。
最後に、一番小さい古墳当てゲームをしました。古墳の端がどこかを見極めなければいけない難しいゲームでしたが、6班中2班が大正解しました。他の班のみんなも小さい古墳を選んでいました。しっかりと地形の観察ができるようになった証拠です。
このように、現地で実物をよく見ると色々なことに気づくことができます。
来週は日吉遺跡の土器をもって日吉小学校にお邪魔するので、また一緒に勉強したいと思います。
養老のカタツムリ。
2016.05.30
今年も、岐阜県立森林文化アカデミーの養老町での実習に同行させていただきました。
養老公園近くの山林でカタツムリを見つけたのですが、よく見ると殻から 頭を出す部分に「蓋」がついていました。(写真下)
どうやらこれはヤマタニシの仲間だそうです。
普通のカタツムリとは違い、蓋をもつことと、やや高さのある円すい型の殻が特徴と教えていただきました。
養老の山は石灰岩が多く、カタツムリの仲間もたくさんいるとのこと。
みんなが日頃見ているカタツムリの中にもヤマタニシの仲間がいるかもしれませんね。
鬼面山谷五郎の版画。
2016.05.27
先日、養老町飯ノ木で、鬼面山谷五郎の版画を見せて頂くことができました。
鬼面山谷五郎は養老町出身で、明治のはじめに活躍した岐阜県唯一の横綱として有名ですが、養老町に残されている資料はあまり多くありません。
鬼面山谷五郎の母親が、所有者のご先祖にあたるそうです。
しっかりと記録をとらせて頂いたので、今後町のホームページなどで活用していきたいと思います。
養老改元1300年古代歴史シンポジウムの開催について。
2015.10.07
平成27年11月7日(土)に、養老町民会館において、「養老の日」推進大会の特別企画として、養老改元1300年古代歴史シンポジウムを開催します。
テーマは、「古代天皇と養老町~養老改元の背景を探る~」です。
2年後の平成29年に、養老改元から1300年目を迎えることを踏まえ、養老改元の歴史的意義について、文献史学や考古学の第一線の研究者に討論していただきます。
仁藤智子先生をはじめ、山中章先生、仁藤敦史先生、赤塚次郎先生といった豪華な顔ぶれが一堂に会する貴重な機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
詳細については、下記のように予定しています。
「養老の日」推進大会
期 日:平成27年11月7日(土)
時 間:午後1時~午後4時
会 場:養老町民会館、岐阜県養老郡養老町石畑(駐車場有り)
※ 参加無料・予約不要
○プログラム
13:00~ 【式典】
自治功労者表彰、産業名工表彰ほか
14:00~ 【養老改元1300年古代歴史シンポジウム】
第1部 特別講演 「元正天皇の養老行幸と改元-古代王権と東国-」
仁藤智子(国士舘大学准教授)
第2部 パネルディスカッション「女帝の支えた養老改元の時代」
コーディネーター 山中 章(三重大学名誉教授)
パネリスト 仁藤敦史(国立歴史民俗博物館教授)
赤塚次郎(NPO法人ニワ里ねっと理事長)
仁藤智子(国士舘大学准教授)
会場の養老町民会館は、公共交通機関が不便ですので、自家用車での来場をおすすめいたします。
また、ポスターのJPEGデータを掲載いたしましたので、詳細についてご覧になりたい方はこちらから閲覧ください。
H27養老郡児童生徒作品展。
2015.09.04
明日、明後日と開催される養老郡社会科課題追求学習作品展及び児童生徒科学作品展にあわせ、夏休みの力作が養老町民会館に集められました。
今年も将来が楽しみになるような作品ばかりでしたね。
中でも、特に気になったのが、江戸時代にまで遡って作成された家系図。
生歿まで図化されていました。
これだけ調べるのは大変だったでしょうね。
ただ、努力して得られた結果に、評価を加えていたら、もっと素晴らしいものになったと思います。
複数の著名な家系図を例に挙げ、その分類までなされていただけに、少しもったいない気がしました。
さて、そんな作品展ですが、会場は養老町民会館の1階展示室で、明後日午後4時まで開催されます。
ぜひ、足を運んでみてください。
「父、冨長蝶如を偲ぶ」
2015.09.01
今日、日吉公民館で、養老吟詠会の秋季研修会として、冨長覚梁先生の講演会が開催されました。
演題は「父、冨長蝶如を偲ぶ」です。
ちなみに、「蝶如(ちょうにょ)」とは称号で、本名は冨長覚夢(とみながかくむ)。
養老町室原出身の漢学者で、18歳で服部担風先生の門に入り、大正の終わりから、たくさんの後進を育てました。
講演では、息子である覚梁先生の話ということもあり、直接ご本人にお会いしたことのない私でも、蝶如先生を身近に感じることができました。
中でも、新たな発見だったのが、蝶如の号が、荘子の胡蝶の夢に由来していたことと、蝶如先生の座右の銘が、「遭いがたくして遭うを得たり。聴きがたくして聴くを得たり。」だったこと。
いろいろな意味があるんでしょうが、改めて、蝶如先生にとって服部担風先生との出会いが人生を大きく変えるものであったことを知ることができました。
クイズラリー特別賞の残数。
2015.08.20
今年度の「タギゾウくんのクイズラリー」の期間終了まで、残り10日程になりました。
これまでに、参加していただいた皆様、ほんとうにありがとうございます。
ちなみに、特別賞である「タギゾウくん小鉢」の残りは、あと20個ほど。
参加を検討していただいている方は、ぜひお早めに10点をクリアして生涯学習課窓口までお越しください。
「いせ・たき道」道標を設置しました。
2015.08.14
養老街道と伊勢街道の交差点に、いせ・たき道道標を設置しました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ちなみに、養老街道とは大垣と養老の滝を結ぶ旧道のことで、伊勢街道は関ヶ原から養老山地東側を通って桑名を結ぶ旧道のこと。
養老町柏尾地内で交差しています。
どちらの街道も当時の雰囲気をよく残していて、文化遺産を訪ねながらウォーキングするのにぴったりなルートですので、きっとこの道標も、多くの方の役に立ってくれることと思います。
詳細なルートについては、当ホームページの「古道ウォーキングマップ」や、スマートフォン向けに提供している「タギゾウくんの養老ナビ」などで紹介しておりますので、ぜひ一度のんびり歩いてみてください。
タギゾウくんのクイズラリー2015。
2015.07.21
今年も、「夏休み タギゾウくんのクイズラリー2015」がはじまりました。
このイベントは、夏休み限定(7/22~8/31)の企画で、期間中に文化遺産のあるクイズポイントを訪れ、クイズの正解を
10 点分集めると、タギゾウくん特別賞がもらえるというものです。
通算4回目となる今回のテーマは「高田」
養老町役場周辺になります。
参加者に制限は設けませんので、ぜひご参加ください。
ちなみに、今回の特別賞は、シローくん小鉢。
先着100名様限定です。
詳細については、電子書庫のパンフレットのコーナーにチラシを掲載しております。
ダウンロードして印刷すれば、そのまま使えますので、こちらもぜひご活用ください。
スマートフォンアプリを統合しました。
2015.06.16
スマートフォン向けに配信していた「タギゾウくんの養老ナビ」と「タギゾウくんの養老ツアー」の2つのアプリケーションを1つに統合しました。
ベースは「タギゾウくんの養老ナビ」です。
これまでの機能はそのままで、トップページから、2つのサービスを選択できるように変更しました。
ただ、一つだけ気をつけていただきたいのが、「タギゾウくんの養老ツアー」のユーザー名とパスワード。
「養老ツアー」は7月末をもって配信を終了いたしますので、スタンプを引き継ぐ場合、新しい「タギゾウくんの養老ナビ」に、以前と同じユーザー名とパスワードでログインする必要があります。
これを機に、デザインや使い方にも改良を加え、さらに、NaviCon対応カーナビであれば、タギゾウくんが示す文化遺産情報をカーナビに情報送信し、ルート案内も受けられるようになっていますので、ぜひ、新しくなった「タギゾウくんの養老ナビ」を試してみてください。
森林文化アカデミーの養老実習。
2015.05.22
今週の水曜日、岐阜県立森林文化アカデミーの養老町での実習に同行させていただきました。
山地の水利や、沖積低地における輪中形成といった養老町の特徴的な環境を中心にご案内をさせていただきましたが、参考になりましたでしょうか。
普段は歴史的な興味をもってこられる方を案内する機会が多いのですが、今回は生物や自然環境がテーマであったため、私もいつもとは違う視点で養老町を見直すことができました。
気づいていないだけで、養老町にも、絶滅が危惧されている生物がたくさんいるんですね・・
ちなみに、下の写真は養老町の白石区で撮影した「オオツヅラフジ」
葛籠(つづら)の原料や生薬に利用されるだけでなく、鴨猟などに使用されるケースもあるそうです。
「アオツヅラフジとよく似ていますが、こちらのほうが珍しいですよ」と教えていただいたのですが、まずは見分け方からですね。
平成27年高田祭のスケジュール。
2015.05.14
今年の高田祭ですが、いよいよ今週末になります。
土曜日の試楽の天気が少し心配ですが、日曜日の本楽は晴れてくれそうですね。
ポスターが作成され、日程やスケジュールが公開されていますので、下記におおまかな流れを紹介しておきます。
ちなみに、5月16日(土)が試楽で、5月17日(日)が本楽です。
16日(土)試楽:8時 飾り付け、15時 曳出し、17時 曳寄せ、19時 ライトアップ
17日(日)本楽:10時 愛宕神社奉芸、11時 神幸の儀、13時半 曳出し奉芸、20時 還幸の儀・夜車山曳出し
終了時刻は、試楽が21時頃、本楽が21時20分頃になります。
お車の方は、養老町役場駐車場が利用できますし、公共交通機関を利用される方は、養老鉄道美濃高田駅から徒歩10分程度ですので、週末はぜひ足を運んでみてください。
なお、祭りの詳細については、こちらのホームページも参考にしてください。
養老の滝のカワガラス。
2015.04.22
今日、養老の滝のすぐそばで、カワガラスを見かけました。
上の画像が、そのカワガラスを撮影したものになります。
カメラをもっておらず、携帯電話を代用したため、あまり上手く撮影できませんでしたが・・
きれいな黒と、ずんぐりとした体型のアンバランスが、とても印象的な鳥でした。
どうやら、なわばりを形成するようなので、次はばっちり撮影したいと思います。
タギゾウくん絵本第7弾の公開。
2015.04.07
電子書庫のコーナーに、タギゾウくんの絵本シリーズ第7弾「タギゾウくんと不思議な妖精」を公開しています。
物語の主人公は、養老断層のイメージキャラクターである妖精。
今回、タギゾウくんは妖精の不思議な力をかりて、タギの国に起きる地震の問題に取り組むことになります。
象鼻山のイメージキャラクターの中でも、ゾウたちとは一線を画すキャラクターである妖精ですが、本作では、そのルーツについても描かれています。
PDFとEPUBの2種類のデータ形式を用意してありますので、ぜひ妖精のもつ不思議な力に触れてみてください。
養老公園のムラサキツツジ。
2015.04.02
4月に入り、養老公園のサクラが見頃を迎えています。
この時期になると、カメラを持ち歩く人を多く見かけますね。
そんな中、養老公園内の、妙見堂とこどもの国を結ぶせせらぎ街道にムラサキツツジが咲いているという情報をいただきました。
詳しいことはわかりませんが、ムラサキツツジは日本に自生していないらしいので、植樹されたものなのかもしれませんね。
町内でも、他では見かけない気がします。
現地を確認したところ、こちらもちょうど見頃を迎えていましたので、サクラをご覧になったあとは、ぜひせせらぎ街道にも足を伸ばしてみて下さい。