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名古屋相撲の力士「三ッ湊政七」。
2019.03.25
先日、名古屋相撲の力士だった三ッ湊政七の写真を見る機会がありました。
写真に添えられたメモによると、出身は養老町の烏江と書かれていたので、地元にご存じの方がいらっしゃるかもしれないと思ったのですが、残念ながら今はあまり知られていないようでした。
気になってちょっと調べてみたところ、本名は「浅井政七」というそうです。
政七は幼いときから体が大きく力技に優れていたので、10歳を過ぎる頃から家計を助けるために烏江湊の船着場で、商人だった父親の手伝いをしており、その時に偶然、巡業中の大阪相撲三保ヶ関親方の目にとまり、相撲界へ足を踏み入れたみたいです。
はじめは大阪相撲で活躍し、二十歳を過ぎた頃に名古屋相撲に移ったみたいですね。
三ッ湊政七の人柄やその活躍を示すような詳しい資料はまだ確認できていませんが、名古屋の覚王山墓地に記念碑があるそうなので、近くまで行ったときに確認してみたいと思います。
女性の先人展開催中です。
2019.02.21
養老町役場ロビーにて、ミニ展示「うるわしき ようろう女性の先人展」を行っています。
展示では、先日一般販売のお知らせをした冊子『養老町の輩出しためざましい先人の活躍のあとを尋ねて』の中から、4名の女性をピックアップしてご紹介しています。
その4名は、
女医として名高く、郷土に産婦人科を開業した村上 巌(いわお)さん、
社会活動に尽くし、郷土の発展に貢献した上田やすさん、
最新技術を身につけ、写真技師として活躍した土屋ちかさん、
眼科医師として、眼科保険医療に尽力した半田登喜代さん。
それぞれの功績や人柄を紹介するパネル、関連資料の展示に加え、4名のすぐれた知恵と実行力に富んだ女傑エピソードを、クイズ形式で紹介してみました。
展示期間は3月6日(水)まで。
役場にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
6年ぶりの上演外題。
2019.02.19
今週の日曜日、日吉小学校「よりあいフォーラム」において、室原文楽の上演があります。
上演外題は、「恋女房染分手綱 重の井子別れの段(こいにょうぼうそめわけたづな しげのいこわかれのだん)」。
なんと平成24年以来、6年ぶりの上演となります。
その見どころは、生き別れた母(重の井)と息子(三吉)が再会するも、主家への義理から親子の名乗りをすることが出来ず、再び別れてしまう場面です。
6年前の案内記事にも書かれているように、母が息子に対するせめてもの償いにと、別れ際にお金を包んだ袱紗を渡すのですが、息子はその袱紗を投げつけ、自分の気持ちを隠さず母に泣いてすがる場面がおすすめです。
久しぶりの上演で、保存会の気合いも十分!
皆さまこの機会にぜひご覧ください。
上演日時は以下の通り。
◇日時:平成31年2月24日(日)12時30分頃~
場所:日吉小学校体育館
その他:入場無料、事前予約不要、上演時間は前後する可能性があります。
「養老町の輩出しためざましい先人の活躍のあとを尋ねて」一般販売。
2019.02.15
今年度作成した冊子「養老町の輩出しためざましい先人の活躍のあとを尋ねて」を、一般販売しています。
ここに掲載されている先人は、江戸時代以降に養老町で活躍した先人128名です。
養老町史が発行された昭和53年以降に活躍した人物についても可能な限り掲載しました。
ページ数は90で、手に取りやすいものになっておりますので、ぜひご購読ください。
販売の詳細は以下の通りです。
・販売価格:1000円(税込)
・販売場所:養老町役場3階 養老町教育委員会 生涯学習課(0584-32-5086)
・受付時間:平日8:30~17:15
なお、この冊子は将来電子書庫でも公開する予定があります。
小畑小学校跡。
2019.02.07
現在、養北小学校が建っている場所には、かつて小畑小学校がありました。
小畑小学校というのは、養北小学校の前身の学校であり、大正2年(1923)に建てられました。
現地には、いまも当時の校門が残っており、
「昭和二十一年十一月三日 寄贈 大橋治郎平」(写真向かって右側の石柱)
「憲法公布記念」(写真向かって左の石柱)
と書かれています。
校区である大坪の大橋治郎平さんという方が寄贈されたみたいですね。
地域の方のお話によると、当時は小学校の辺り一面に田んぼが広がり高い建物がない中、小学生の背丈から見たこの校門は、とても大きくかっこよく見えたそうです。
この校門が建てられてから、73年ほど。
いまも変わらずの児童を迎えてくれています。
平成30年度きのこワークショップの参加者募集。
2019.01.22
大変遅くなりましたが、新年あけましておめでうございます。
今年も当ホームページをよろしくお願いいたします。
さて、養老町広報1月号とともに、回覧で参加者募集をした「きのこワークショップ」ですが、まだ少し定員に余裕があります。
当ワークショップは、養老町教育委員会が行っている象鼻山古墳群の景観整備に伴い伐採した原木を利用して、キノコの植菌を体験していただけるものです。
植菌するキノコの種類は、マイタケ、シイタケ、ムキタケで、特にマイタケは雑菌に弱いため、下の写真のように滅菌環境をつくり、植菌します。
手間はかかりますが、原木マイタケはスーパーなどで売っている菌床栽培マイタケに比べると、香りも味も格段に違うので、みなさまにも是非一度味わって頂きたいです。
象鼻山やキノコについての座学の時間もあるので、ご家族や友人とお誘い合わせのうえ、生涯学習課(Tel 0524-32-5086)までお申し込みください。
日時:平成31年2月9日(土) 午前9:00~11:30頃まで
場所:ふれあいセンター養老(養老町石畑1560) 現地集合
※必ず高校生以下のお子様を1名以上含む形で、大人の方とお申し込みください(参加費無料、先着順)。
養老町歴史講座の申し込みを締め切りました。
2018.10.11
10月より募集をはじめた養老町歴史講座「多芸七坊を考える」についてですが、
参加者が定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
今日以降のお申し込みはキャンセル待ちとして対応させていていただきます。
たくさんのご応募ありがとうございました。
イベントのお知らせ。
2018.10.03
養老町教育委員会では、養老町の歴史文化資源の普及を目的として、10・11月に2つのイベントを行います。
一つ目は、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう!」(10月28日)です。
これは、7月に開催予定のイベントでしたが、台風のため延期にしたものです。
名古屋市教育委員会学芸員の水野裕之先生を講師に招き、養老産火打石を使って実際に火を起こす体験をしていただけます。
特典として、使った火打石と火打金はお持ち帰りいたけます(詳しくはこちら)。
二つ目は、養老町歴史講座「多芸七坊を考える」(11月11日)です。
こちらは、かつて養老山地から南宮山にかけて7つの寺院が存在したという「多芸七坊」の伝承について、考古学的な調査の成果からその姿に迫ることを目的とした歴史講座です。
岐阜県文化伝承課の小野木学先生を講師に招き、「岐阜県域の中世寺院跡と多芸七坊」をテーマに講演していただきます。
少し難しい印象を与えてしまうかもしれませんが、柏尾廃寺や千体仏、九十九坊、竜泉寺など、養老町のみなさんが一度は耳にしたことがある遺跡について、専門的な話を交えてお話をいただきます(詳しくはこちら)。
どちらも10月から募集を始めたばかりですので、まだまだ参加人数に余裕があります。
養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086まで、電話にてお申し込み下さい。
みなさんの参加をお待ちしています。
H30養老郡社会科追求作品展。
2018.09.07
今年も、養老郡社会科追求作品展の審査会に参加してきました。
今年の入賞作品は全部で36作品。すばらしい作品がたくさんありました。
中でも、養老町の地形立体図を自作した作品には驚きました。
養老山脈は急傾斜なので、とても細かく、根気が必要だったと思います。
もう少し色々な情報を立体図上に反映させると、なお意義深いものになるのかなとは思いますが、まさに力作でした。
その他にも、今年のタギゾウくんのクイズラリーをきっかけに、地元広幡の文化遺産をまわって まとめてくれた小学1年生の子や、養老カルタを参考に上多度カルタをつくってくれた子など、僕たちの日頃の活動を参考にしてくれた作品がいくつもあり、とてもうれしかったです。
そんな作品展ですが、養老町民会館1階の展示室で、明日、明後日と開催されます。
養老町の将来が楽しみになる作品を、ぜひご覧になってください。
平成30年度立川勇次郎氏顕彰祭のお知らせ。
2018.08.14
平成30年8月16日(木)の午前10時より、養老駅の顕彰碑前で、第52回立川勇次郎氏顕彰祭が行われます。
立川勇次郎氏は、養老鉄道を創設するなど西濃地方の発展に貢献した方です。
毎年決まって8月16日に開催される顕彰祭ですが、雨天による会場変更や延期・中止はこれまで一度もないそうです。
そのため、雨天時の対応はあまり決まっていないのですが、今年の16日の予報は、雨。
今日、あわてて地元の養老駅前区長さんや養老駅の駅員さんと相談し、雨天時は屋根のある養老駅舎を一部利用させてもらえることになりました。
本当は晴れてほしいですが、今年は一味違った顕彰祭になるかもしれません。
顕彰祭はどなたでも参列できますので、ぜひこの機会に養老鉄道を利用し、ご参加ください。
平成30年度薩摩義士夏季慰霊法要のお知らせ。
2018.08.10
平成30年8月13日の午前9時より、根古地薩摩工事義歿者墓(雨天は天照寺)において、薩摩義士夏季慰霊法要が執り行われます。
会場である根古地薩摩工事義歿者墓(養老町根古地地内)は、地元では浄土三昧とも呼ばれており、宝暦治水工事で亡くなった24名の義士が埋葬された場所です。
昭和34年に起こった集中豪雨と伊勢湾台風の翌年、災害復旧工事の際に遺骨が納められた甕が発見されました。
猛暑の中、毎年100名以上の参拝者が法要に訪れます。
一般の方も参加自由ですので、是非多数の参拝をおまちしています。
タギゾウくんのクイズラリー2018。
2018.07.19
明日より「夏休みタギゾウくんのクイズラリー2018」がはじまります。
このイベントは、夏休み期間中(7/20~8/31)に、チラシ掲載の文化遺産クイズポイントを訪れ、正解を10点以上集めるとタギゾウくん特別賞がもらえるというものです。
今回のテーマは「広幡(ひろはた)」!!
役場からは少し離れますが、昨年10月に東海環状線の養老インターが開通し、さらなる発展が期待される地域です。
そして、今回の特別賞は、サブローくん角皿。
クイズラリーはどなたでもご参加いただけますが、特別賞は先着100名様限定です。
詳細については、電子書庫のパンフレットのコーナーにチラシを掲載しております。
ダウンロードして印刷したものでもご参加できますので、こちらもぜひご活用ください。
なお、スマートフォンアプリ「タギゾウくんの養老ナビ」のマップ画面下にあるイベントマークを選択すると、スペシャルヒントを見ることができます。
こちらも是非ダウンロードし、ご活用ください。
猛暑日が続いています。熱中症に気をつけて、無理せず楽しく参加してくださいね。
「タギゾウくんの養老ナビ」が新しくなりました。
2018.07.02
この度、セキュリティ対応のため「養老ナビ」のアップグレードを実施しました。
本日より、アップグレード版アプリを配信します。アプリのストアで「養老ナビ」と検索、もしくは以下のURLよりダウンロードのうえ、新しくなった養老ナビをお楽しみください。
ios版 https://itunes.apple.com/jp/app/id1399490655?mt=8
andoroid版 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.com.yoro
また、今回のアップグレードに伴いデザインの変更や新機能の追加などを行ったため、紹介ページもリニューアルしました。こちらもあわせてご覧下さい。
一点、気をつけていただきたいのは、このアップグレード版は旧アプリにおいて取得したスタンプのデータが自動では引き継がれません。
お手数をおかけしますが、取得したスタンプのデータの引き継ぎが必要な方は旧アプリのユーザー名とパスワードをお控えのうえ、 ns_support@nakasha.co.jpまで引き継ぎ希望のご連絡をお願いいたします。
その後、詳しい引き継ぎ手順をご連絡させていただきます。
今後とも「タギゾウくんの養老ナビ」をよろしくお願いします。
火打石ワークショップを開催します。
2018.06.29
養老町教育委員会では、今年もNPO法人ニワ里ねっとさんの協力の下、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう」を開催します。
江戸時代など、マッチやライターがまだなかったころ、人々は「火打石」を使って火を起こしていました。
そして、養老産の火打石は、質が良く、とても人気があったそうです。
実際に、名古屋城の家老屋敷があった名古屋城三の丸遺跡ではたくさんの養老産チャートが出土しています。
今年のワークショップでは、火打石を使った火おこし体験のほか、木の摩擦を利用して火をつける「きりもみ式」火おこしにも挑戦していただきます。どちらが大変か、ぜひ体験してみてください。
日時:平成30年7月29日(日)午前9時30分から11時30分頃まで
会場:養老町石畑のふれあいセンター養老(養老町石畑1560-5) 現地集合
講師:名古屋市教育委員会 学芸員 水野裕之先生
その他:参加費無料、定員は20組50名まで。当日に使用した火打石と火打金はプレゼント。
1組につき高校生以下1名を含んでいただき、養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086までお申し込みください。
夏休みの自由研究の題材にもぴったりなので、ぜひ親子などでご参加ください。
(下の写真は「きりもみ式」火おこしの様子です。)
マイタケ原木の伏せ込み。
2018.06.28
養老町教育委員会では、象鼻山の間伐材を利用し原木マイタケを育てるワークショップを行っています。
本日、日吉小学校4年生のみんなと校庭でほだ木の伏せ込みを行いました。
日吉小学校での伏せ込みは昨年も行ったのですが・・・残念ながらマイタケは出ませんでした。
今年はそのリベンジも兼ねて、校庭だけではなくプランターにも伏せ込みを行いました。
今年の樹種はサクラとクヌギ。どちらも、過去に収穫できている実績があるので、期待できます。
うまくいけば、9月の下旬頃にたくさんのマイタケが収穫できるはず。
そして、そんな体験を通して象鼻山などの地元の自然に興味を持ってくれる子が増えていくと、うれしいです。
昨年の2月のワークショップでマイタケの原木をお持ち帰りいただいた方も、そろそろ伏せ込みの時期です。
手順など不明な点がありましたら、養老町教育委員会生涯学習課32-5086までご連絡下さい。
明日から「記憶の光跡展」がはじまります。
2018.05.17
明日から、養老町歴史文化資源 企画展覧会「記憶の光跡展」ーレンズ越しにつながる養老町の歴史とあたらしい未来ー がはじまります。
メイドイン・ヨーロー実行委員会の方々に頑張っていただいたおかげで、今日の夕方には準備もほぼ終わりました。
今回のために、オランダ人芸術家のジョシュアさんが撮影した写真の枚数はおよそ千枚。
その中から選りすぐりの写真を展示しました。
中には、僕たちが日頃見ているなんでもない風景も巧みに切り取られています。
ぜひ足をお運びいただき、養老町の魅力を再発見してください。
展覧会の詳細はこちらをご覧ください。
今週末は高田祭です。
2018.05.16
今週末の5月19・20日(土・日)は高田祭です。
高田祭は、江戸時代から続く愛宕神社(あたごじんじゃ)の例祭です。
祭りでは、岐阜県有形民俗文化財に指定されている三輌の曳やま(車偏に山)が、祭神に随行する形で高田の町を巡ります。
見所は、昨年から本楽の日(日曜日)に行われている、三やま曳き寄せ奉芸です。
道幅が狭い高田の町では三輌が横一列に並ぶことは非常に難しいのですが、車輪が静止したままでも屋台が回転できる構造を活かして三やまを引き寄せます。
奉芸を見逃さないために、事前にスケジュール表をチェックしておきましょう。
先日、神楽の公開練習を見学してきましたが、本番さながらの熱が入った練習に、見ている側も心が熱くなりました。
本番は盛り上がること間違いなしです。今週末はぜひ高田祭にお出かけ下さい。
なお、祭りの詳細についてはこちらも参考にしてください。
教育委員会主催の企画展覧会も同時開催しています。
企画展「記憶の光跡展」を開催します。
2018.05.14
養老町教育委員会では、今週末に行われる高田祭に合わせて、企画展覧会を開催します。
この展覧会は、貴重な観光資源でもある養老町の文化財を国内外に広く発信することを目的とし、外国人芸術家が撮影した養老町の写真を展示する、初の試みです。
今回、お願いした写真家/アーティストのジョシュア ホーゲンボーム氏は、先週から養老町入りしており、自転車で町内を移動しながら写真を撮影していました。
もしかしたら、そんな姿を目撃した人もいるかもしれませんね。
展覧会の詳細は以下のとおりです。
養老町の歴史文化資源 企画展覧会「記憶の光跡展」
ーレンズ越しにつながる養老町の歴史とあたらしい未来ー
日時:5月18日(金)~22日(火)10:00~16:00(19・20日は高田祭)
会場:養老町高田161-1 西町・安田邸
主催:養老町教育委員会 共催:メイドイン・ヨーロー!実行委員会
協力:早稲田大学建築学科 古谷・藤井研究室[早稲田大学創造理工学部建築学科]
どのようなものや風景が展示の題材に選ばれるかはわかりませんが、外国人芸術家の視点を通して、養老町の文化財の新たな魅力・価値が発見できるような展覧会、そしてアートになっていると思います。
今週末、高田祭に遊びに来られた方は、ぜひ展覧会も覗いてみてください。
象鼻山のヤマツツジ。
2018.05.02
今日の午前中に養北小学校の6年生のみんなと象鼻山に登りました。
社会科学習における現地見学ということで、象鼻山古墳群の説明を一時間ほどさせて頂きました。
写真を撮れなかったのが残念ですが、みんなとても興味をもってくれた様で、最後は時間切れになるほどたくさん質問していただきました。
天候等の理由で、全部の質問に答えることができなかったので、どうしても聞きたい!という人は役場に遊びに来てください。
写真は、象鼻山山頂にあるヤマツツジ開花の様子です。
ヤマツツジはかつて象鼻山にたくさん自生していましたが、シカなどの食害により、ほとんどその姿を見ることができなくなりました。
そんなヤマツツジのある景観を少しでも取り戻そうと、地元橋爪地区の方々が山頂に防護柵を設置し、その中に毎年少しずつ植樹しています。
まだまだ課題はありそうですが、いつの日か象鼻山全体にこの朱色の花が咲き広がることを夢見ています。
明日からのゴールデンウィーク後半戦、ぜひ象鼻山にも遊びに来てください。
緑色の桜。
2018.04.16
養老町石畑にある浄誓寺で、緑色の桜が見頃を迎えています。
この桜は、御衣黄(ぎょいこう)桜と呼ばれ、開花当初は淡い黄緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花の中心部が赤く染まっていくのが特徴。
ソメイヨシノより遅い4月中旬~下旬頃が見頃です。
遠くから見たら葉桜かと思いましたが、今が満開だったのですね。
このめずらしい名前の御衣黄桜。
名前の由来は、緑色の花びらが、平安時代の貴族が着ていた衣服の色「萌黄色」に近いことによるそうです。
現在は全国で見られるようですが、浄誓寺では現住職のお母様が今から60年以上前に、奈良県の園芸店から苗木を取り寄せたことがはじまりとのこと。
今ではすっかり、ご住職が浄誓寺の名木とおっしゃるまでに大きく成長しました。
ちなみに、このほかにも浄誓寺には養老町天然記念物に指定されている「イヌマキ」「ワビスケ」があります。
近隣にお住まいの方の迷惑にならないようご配慮の上、ぜひ、近くにお立ち寄りの際はご覧ください。