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千歳楼の棟札。
2013.04.17
先日、養老公園の老舗旅館である千歳楼で、明治13年(1880)の棟札を見せていただくことができました。
千歳楼の本館については、町史にも、公園の管理運営のために組織された偕楽社が、養老公園の開発にあわせ、古い千歳楼の建物を隣地に移し、総工費三千円をかけて、新しい千歳楼を建てたといったことが記述されていて、建物の時期などは概ね把握できていたのですが・・
この棟札のおかげで、その完成が8月15日だったことなどが、新たに分かりました。
ちなみに、名古屋の材木商に請け負わせたみたいです。
裏面には、棟梁であった中島宗七の名前の他に、副棟梁の名前など、まだ他にも手掛かりになりそうな情報が記されていたので、ひき続き、もう少し調べてみようと思います。
養北小学校の春の遠足。
2013.04.16
今日は、養北小学校の6年生が、春の遠足で、象鼻山に行くのに同行させていただきました。
今まで、こうした象鼻山の案内をさせていただく機会では、現地で子ども達が来るのを待っていて、到着したら説明を開始するというパターンが多かったのですが、今回は、一緒に養北小学校を出発し、象鼻山まで歩くことができました。
初めて象鼻山に行くという子も多かったので、象鼻山の鼻の話など、普段はあまり触れないような説明もさせていただいたのですが、いかがだったでしょうか・・
子ども達が、また象鼻山に行きたいと思ってくれていたらうれしいです。
それにしても、象鼻山の登山道を含め約4kmを歩いた後で、山頂を走り回り、トカゲを追いかける子ども達の姿には、改めて感心させられました。
なんとなくですが、この風景の延長線上に象鼻山の将来像があるような気がします。
ホームページのリニューアル。
2013.04.01
新年度を迎え、当ホームページのデザインをリニューアルしました。
特に、新たなコンテンツが増えたわけではありませんが、これまでよりも主要なコンテンツにアクセスしやすくなったと思います。
これまで気づきにくかったものについても、比較的見やすい位置に配置できたと思いますので、ぜひ、いろいろとのぞいてみてください。
丁石の復元。
2013.03.22
今日は、養老3滝めぐり同好会よりいただいた寄附を基に、失われていた丁石の復元作業を行いました。
丁石というのは、滝までの距離を示す道標のことで、当初は、失われたものの中から、七丁・八丁・九丁の3つを復元する予定だったのですが・・
直前になって、七丁のオリジナルが発見されたため、こちらだけ急遽本物を設置しました。
ちなみに、発見したのは地元である白石区の方。
あまりのタイミングのよさに、びっくりしました。
私たちも探したんですけどね・・
さて、養老町教育委員会では、当ホームページのリニューアルのため、4月1日まで最新ニュースの更新を休みます。
ぜひ、新しくなる「養老町の歴史文化資源」もご覧ください。
土屋輝雄の孝子伝説。
2013.03.21
養北小学校の正面玄関には、土屋輝雄さんが描いた孝子伝説の絵が飾られています。
土屋輝雄さんは、養老町高田出身の日本画家。
そのため、町内には、いくつか輝雄さんの絵が残されてはいるのですが・・
孝子伝説を描いた作品は、今のところ他では見た覚えがありません。
無断で校舎に入ることはできませんが、地区の行事など小学校に行く機会があれば、ぜひこちらもご覧になってみてください。
橋爪神明神社の鳥居。
2013.03.04
象鼻山のふもとにある神明神社の鳥居ですが、腐食が著しいため、建替えの準備が進められています。
上の写真は、そんな神明神社に、新しく組み上げられるのを待つ、鳥居の様子。
象鼻山のヒノキを使って作られています。
いつ建て替えられるのか、まだハッキリと決まっていないようですが、きっと10月の秋祭りまでには新しくなりますよね。
今からその日が楽しみです。
おすすめテーマの追加準備2。
2013.02.28
養老町教育委員会では、「タギゾウくんの自由研究」に追加するおすすめテーマの第2弾として、「養老小学校の歴史」の作成を進めています。
これは、去年の夏休みに、養老小学校2年生の男子が提出したくれた作品を基にしたもの。
学校統合の過程を知るための調査方法が適切で、さらにその成果がとても分かりやすくまとめられていたので、本人とその保護者にお願いして、許可をいただきました。
ありがとうございます。
まもなく公開できると思いますので、ぜひ今年の夏の参考にしてみてください。
きのこワークショップが終了しました。
2013.02.25
一昨日の土曜日、朝9時から、きのこワークショップを開催しました。
少し寒い日になりましたが、定員一杯の方々にご参加頂くことができました。
ありがとうございます。
当日は、岐阜県立森林文化アカデミーの津田先生に講演もいただき、きのこの作り方だけでなく、きのこの生活の仕方などについても教えていただくことができました。
きのこの多くにまだ名前がないことや、「きのこ」と「かび」の違いなど、いろいろ大変勉強になりましたね。
また、実習では、比較的簡単につくれるシイタケやムキタケの菌の接種だけでなく、マイタケ菌の接種作業にも挑戦していただきました。
そんな手間暇かけてきたきのこですが、収穫するまでには、まだ、いくつかクリアしなければならない工程が残っています。
なんとか、それらも上手くこなし、秋に美味しいきのこを食べたいですね。
明日は、キノコワークショップです。
2013.02.22
今日は、明日のキノコワークショップのための、事前準備を行いました。
朝早くから始めたにもかかわらず、岐阜県立森林文化アカデミー、NPO法人ニワ里ねっと、養老町橋爪区の、多くの方々にご協力いただきました。
本当にありがとうございます。
作業のほとんどが初めての経験だったため、少し時間がかかりましたが、なんとか無事に、明日のワークショップを迎える準備が整いました。
特に、8時間にも及ぶマイタケ原木の煮沸殺菌は大変でしたね。
そんな明日のワークショップ「キノコをつくろう!」は、午前9時からのスタート。
天気の心配もなさそうですし、どんなワークショップになるか、今からとても楽しみです。
おすすめテーマの追加準備。
2013.02.14
養老町教育委員会では、「タギゾウくんの自由研究」におすすめテーマを追加する準備を進めています。
追加するおすすめテーマは全部で3つで、その第1弾は、昨年の夏に実施した火打石ワークショップを基にしています。
公開まで、もう少し時間が必要ですが、きっと参考になると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
大正2年の時刻表。
2013.02.07
先日、開業当時の養老鉄道の時刻表を見せていただくことができました。
ちょうど100年前の、大正2年(1913)のものです。
ちなみに、当初の養老鉄道は汽車で、まずは池田町から養老町までの区間で営業を開始したのですが・・
この資料を見せていただいて、新たに、当初の養老鉄道の大垣養老間には、西大垣・友江・美濃高田の3つしか駅がなかったことや、それにも関わらず大垣養老間の移動に38分もの時間を要したことなどを知りました。
どうやら、現在のように大垣養老間を25分で結ぶようになったのは、養老鉄道が電化される大正12年(1923)からみたいですね。
それにしても、私が最寄り駅として利用している烏江駅が、開業当時の養老鉄道に見当たらないことには驚きました。
いったいいつできたのか・・
少し調べてみたいと思います。
ホームページのリニューアル準備中。
2013.02.06
養老町教育委員会では、現在「養老町の歴史文化資源」ホームページのリニューアルを進めています。
タギゾウくんの養老ノートなど、主要なコンテンツにアクセスしやすい環境をつくるのが主な目的です。
それほど、大きな変更にはなりませんが、これまでより少し、使い勝手が向上すると思いますので、いましばらくお待ちください。
養老町郷土料理の記録ノート。
2013.02.05
現在、養老町教育委員会では、情報収集した5つの郷土料理の記録を公開する準備を進めています。
公開の方法は、「タギゾウくんの養老ノート」と「iBooks用の電子書籍」の2種類。
とくに、後者の電子書籍は、動画や3D画像などを直感的に操作できるため、子どもでも楽しめるものになると思います。
1~2ヶ月中には公開できると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
第13回「家族の絆愛の詩」発表会を開催します。
2013.01.25
明後日の日曜日、午後1時30分から、「親孝行と生涯学習を進めるまち養老」町民会議推進大会及び、第13回「家族の絆愛の詩」発表会を開催します。
会場は養老町民会館です。
当日は、シリーズ13作目となる「家族の絆 愛の詩4」の販売を開始するほか、一般の部や小中学生の部の入賞者による朗読も予定しています。
今回もすばらしい作品がたくさん寄せられていますので、ぜひご参加ください。
寒い日になりそうですが、きっと心は温まると思います。
1月26日は文化財防火デーです。
2013.01.24
1月26日の文化財防火デーにあわせ、養老町でも、今日、養老公園の養老寺で防火訓練が行われました。
訓練は「養老寺宝物殿より出火、養老保育園の先生が119番通報、避難の際、養老保育園園児及び保育士が負傷」という想定で行われ、養老保育園の園児やその保護者など約80名が参加しました。
養老公園は、貴重な木造建築物をはじめ、たくさんの文化遺産があり、さらに大勢の方々が観光に訪れる場所なので、ここで訓練が行われることは、大切なことですよね。
1時間ほどの訓練でしたが、園児の保護者を対象とした初期消火訓練なども、文化財の防火・防犯意識を高める良い機会となっていました。
養老公園以外の文化財所有者や管理者の方々も、ぜひこの機会に文化財周りの再点検をよろしくお願いします。
象鼻山眺望回復の進捗状況。
2013.01.23
先週から続けている象鼻山の眺望回復作業ですが、ようやく終わりが見えてきました。
ご助力いただいている皆さま、本当にありがとうございます。
象鼻山1号墳からの眺望も、ずいぶん良くなりました。
作業完了後には、その写真を掲載する予定ですが、自身の目で見るほうがオススメです。
きっと素晴らしい時間になると思いますので、ぜひ一度、新しい象鼻山からの眺望を見に来てください。
象鼻山の樹木に名前プレートを設置しました。
2013.01.18
今日、象鼻山に自生している樹木に、名前プレートを設置しました。
登山道のものが中心です。
象鼻山に様々な種類の木があることを再発見していただけると思いますので、象鼻山に登る際には、ぜひこちらもお楽しみください。
象鼻山の眺望回復。
2013.01.16
養老町教育委員会では、今日から、象鼻山1号墳の東側を中心に立木の伐採と搬出をはじめました。
象鼻山の眺望回復が主な目的です。
東側の濃尾平野を意識して築造されたと考えられている1号墳。
しかし、これまでは1号墳の東側にはスギやヒノキが並び、なかなか当時の人々が見たであろう眺めをイメージするのは難しい状況でした。
伐採後、どんな景観に変わるのか。
今からとても楽しみです。
平成25年成人式。
2013.01.15
一昨日の1月13日(日)、養老町民会館で「平成25年成人式」が開催されました。
天気にも恵まれましたね。
今年の対象者は、平成4年4月2日から平成5年4月1日に生まれた390名(男性204名・女性186名)です。
昨年より30名ほど増加しました。
式典では、新成人代表の2名が、成人としての抱負や家族への感謝、社会の一員として生きる覚悟を力強く宣誓してくれました。
当たり前のことかもしれませんが、定刻よりも早く、参加者全員が席に着き、時間通りにはじめられた式典の中での宣誓だったので、とても頼もしく感じました。
この世代が、社会で活躍するのが、今から楽しみです。
ちなみに、下の写真は、昭和44年(1969)1月15日に開催された成人式を取り上げた広報を撮影したもの。
このときの会場は養老女子商業高等学校で、703名(男性343名・女性360名)が成人の仲間入りをしたそうです。
当時の新成人の人数が、今の会場ではとても入りきらないことに、少し驚きました。
象鼻山の樹木名プレート。
2013.01.11
養老町教育委員会では、現在、象鼻山に自生する樹木に、名前プレートを設置する準備を進めています。
設置する樹木は全部で30本で、登山道を中心に、クスノキや、ケヤキといったよく知られたもののほか、シナアブラギリやウワミズザクラといったちょっと珍しいものにも設置します。
今月中には、完了する予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。