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養老町の成り立ち

岐阜県の南西部に位置する養老町は、その地形境から、時代毎に大きく姿を変化させてきました。
ここでは、旧石器時代から現代に至る養老町の歴史を振り返ってみましよう。

宝暦治水

養老町を含む木曽三川流域の輪中地帯は、水害の大きな原因となっていた木曽三川合流問題の解決を悲願としていました。
この解決に大きな功績を残したのが、薩摩藩(鹿児島県)の藩士たちです。しかし、それは薩摩藩士が望んだものではなく、江戸幕府が薩摩藩の経済力を弱める目的で実施した工事でした。
この工事は宝暦治水と呼ばれ、宝暦4年(1754)2月から翌年3月にかけて実施されました。薩摩藩はこの治水工事に多くの犠牲を払っています。