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養老町の成り立ち

岐阜県の南西部に位置する養老町は、その地形境から、時代毎に大きく姿を変化させてきました。
ここでは、旧石器時代から現代に至る養老町の歴史を振り返ってみましよう。

養老町の輪中

養老町で最初に形成された輪中は下笠輪中でした。そして、これ以後その上流部や下流部に輪中が形成されていきます。この養老町下笠は、中世までは遺跡が分布する中で最も低い場所であったため、下笠から輪中が広がっていくことは、近世の養老町の土地開発が、河川による土地形成を待たずに進められた可能性が高いことを示しています。