参考文献
- 1:赤塚次郎2009『幻の王国・狗奴国を旅する-卑弥呼に抗った謎の国へ-』
- 2:石野博信2010『弥生興亡女王・卑弥呼の登場』
- 3:宇野隆夫編1997『象鼻山1号古墳-第1次発掘調査の成果』養老町教育委員会・富山大学人文学部考古学研究室
- 4:宇野隆夫編1998『象鼻山1号古墳-第2次発掘調査の成果』養老町教育委員会・富山大学人文学部考古学研究室
- 5:宇野隆夫編1999『象鼻山1号古墳-第3次発掘調査の成果』養老町教育委員会・富山大学人文学部考古学研究室
- 6:中島和哉編2010『象鼻山古墳群発掘調査報告書-第1~4次発掘調査の成果-』養老町教育委員会
- 7:中島和哉編2011『邪馬台国時代の象鼻山-古墳出現の背景を探る-』養老町教育委員会
あとがき
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"人の死に際して、人々がどのように弔うのかは、その社会の生命観と世界観とに深く関わっている"宇野先生が提示されたこの発言が、象鼻山古墳群の歴史的意義を解き明かす鍵となり、さらに石野先生と赤塚先生の列島全体を視野に入れた発言を得て、シンポジウムの討論は進行しました。そして、様々な議論をしていく中で、象鼻山古墳群のもつ意義を共有し、その保存や活用に向けての課題を整理することができました。今後、それらを実現していくことが養老町に求められる重要な課題となっています。当展示は、この象鼻山古墳群シンポジウムを基に企画・制作したものです。実施にあたり、石野博信先生、宇野隆夫先生、赤塚次郎先生をはじめ、多くの方々のご指導ご協力を頂きました。ここに深く感謝の意を表します。
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(養老町教育委員会 中島和哉)