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養老町の成り立ち

岐阜県の南西部に位置する養老町は、その地形境から、時代毎に大きく姿を変化させてきました。
ここでは、旧石器時代から現代に至る養老町の歴史を振り返ってみましよう。

最終氷期最盛期の養老町の地形環境

旧石器時代は氷河期の寒い時期にあたり、現在よりも寒く乾燥した気候でした。中でも約2万年前が最も寒く、平均気温が今より5~10度も低かったと考えられています。これは夏を除いて防寒着が必要なくらいの寒さであり、海も水河の影響で現在の海面より100m以上も低かったと考えられています。そのため、当時の養老町は全て陸地であり、現在の伊勢湾も存在しませんでした。