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鬼河間(おにがま)。
2012.02.08

養老町では、地下水が 自然に湧き出して泉ができた場所を河間(がま)と呼んでいます。
こうした河間は養老町にたくさんありましたが、その中でも養老町役場の北50mにあった河間は、東西南北にそれぞれ9間(約16m)もの大きさがあり、鬼河間と呼ばれていました。
この鬼河間の周辺には、小高い土手が巡らされ、二つあった湧水点は、それぞれ赤鬼(南)青鬼(北)と呼ばれていたそうです。
また、湧き出る水がとてもきれいだったため、飲料水や洗濯、用水など普段の生活に欠かせない場所でもあったみたいですね。
ただ、その一方で馬や女の子が、鬼河間に吸い込まれて命を落としたというちょっと怖い話も残っており、地元の人は子どもに近づかないように言い聞かせていたみたいです。
この鬼河間は、その後土地改良によって、道路の下に埋まってしまいましたが、跡地には、地域に恩恵を与えた鬼河間や、ここで命を落としたものたちを忘れないために、お地蔵さんが建立されました。
失ったものを思い出させてくれるということで、導き地蔵と呼ばれているそうです。
赤と青の前掛けは、赤鬼と青鬼だからですかね。






