舞の紹介

48種目あり、基本となる大廻り、下り花、洞入りの3種目の舞のいずれかに組み合わせて舞われます。

きびす返り

大廻りを基本とする舞である。かしらは獅子頭をかぶって両足をふんばって両手を上げて広げる。あとまいはかしらの後近くに寄ってさか立ちし、かしらの広げた両手の間に足をかける。かしらはあとまいの足首を両手で持って前かがみになりながら頭を越させて前に立たせる。続いて同じ事をかしらは行う。次にあとまいがかしらに逆立ちでかかろうとした時にかしらは横にとびのく。はずみをくったあとまいは仰向きに舞台でひっくりかえってたおれる。このだますところがおもしろくて、これを2、3回くり返す。しかし、かしらには獅子頭をかぶっているので、だましをかけないことになっている。