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養老町の歴史文化資源

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Cultural Properties 文化財

田中道麿生誕地

  • ■指定:養老町指定文化財
  • ■種別:記念物
  • ■種目:史跡
  • ■時代:室町

田中道麿(享保9年~天明4年(1724~1784))は、養老町飯ノ木出身の国学、特に万葉集の研究家です。
幼い頃から学問好きで9歳の頃から歌を詠み始めたといわれています。幼名は茂七といい、村に同名の人がいたので周囲は、顔の白い田中道麿を白茂七、顔の赤いもう1人を赤茂七と呼んだと言われています。また仕事をして真っ黒になった田中道麿は黒茂七と呼ばれていました。
道麿は、大菅中養父(おおすがのなかやぶ)や賀茂真渕に師事し国学の研究に励みました。後には名古屋に移って本居宣長に師事し、講座を開き、門人は300余を数え、国学の興隆に尽しました。
標石は表に 「先賢田中道麿大人発祥地」
裏に 「昭和十八年一月後学建之」 
横に 「本居宣長五世孫清造書」と彫られています。

田中道麿生誕地の画像

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