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初代 岡本 喜十郎(おかもと きじゅうろう)

  • ■出生地:養老町高田元町(もとまち)
  • ■時代:享保元年頃-天明4年(1716-1784)

初代岡本喜十郎は旅館「千歳楼」を築き、養老公園開発の礎を作った人物です。
青年のころ、養老の開発を志し、養老の土地を買い上げて「千歳楼」を築き旅館経営を開始しました。さらに「薬湯こそ養老開発に最も適している」と考え薬湯経営も計画しました。当時、養老は山間の僻地であったため、この無謀な計画に周囲の人から大反対を受けましたが、諦めず明和7年(1770)薬湯経営に乗り出します。
しかし、様々な困難が立ちはだかり業績は挙がらず、村人に訴えられてしまう有様でした。損失を補うため別の事業に着手するものの、天明4年(1784)志半ばで亡くなりました。
その後、2代目岡本喜十郎が千歳楼と薬湯を1ヶ所にまとめ、経営の合理化をはかり業績は向上しました。そして薬湯経営開始から約100年後の明治13年(1880)、岡本喜十郎の苦労をその礎として、養老公園が開園しました。初代岡本喜十郎の養老開発は終生の努力むなしく幕を閉じてしまいましたが、明治に入りようやく実を結ぶ事となったのです。

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記念碑など

  • ■ 岡本喜十郎翁顕彰碑(養老公園)

参考資料

  • ■ 養老町 1978『養老町史 通史編 下巻』

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